株式の注文方法には、「指値注文」と「成行注文」の二つの原則がありましたね。
このページでは、逆指値注文とその他の注文方法を紹介します。
株初心者にはちとムズイかもしれませんが、株取引をしていくうちに必要となる知識なので
「ヘェーそーなんだー( ・∀・)つ〃∩」くらいの気持ちで参考にしてみてくださいね。
まずは、その日の寄り付きあるいは後場の寄り付きで売買して欲しい、という「寄り付き注文」、
逆にその日の大引けで売買する「大引け注文」があります。
加重平均取引は一定期間内の株価の平均値で売ったり買ったりできるやり方です。
もともとは期間投資家向けのサービスでしたが、
野村證券・大和証券などが個人投資家向けに取引を始めました。
ただコスト的には割高なので、あんまりオススメとは言えません。
さてそれでは、メインの「逆指値注文」についてお話します。
逆指値注文は楽天証券・マネクッス証券・イートレード証券などのネット証券では行うことができます。
逆指値とは、仮に400円の銘柄があったとしましょう。
この株価が「450円になったら買う。450円になったら売る。」という注文の仕方です。
「あれあれー?ヾ(゚0゚*)ノ」って思った人もいると思います。
「それって指値注文と何が違うの?」って感じだと思います。
それでは指値注文についてのおさらいをしてみましょう。
指値注文は「現在の値段より低い値段で注文を出し、その値段以下で買います。」ってヤツでしたよね。
だから先ほどの例になぞらえると、
「400円の銘柄に対して350円の指値注文をだすとしたら、350円以下で買います。」
という注文方法なのです。
それにたいして逆指値は
「注文の設定を現在の銘柄価格より高く設定してその値段になったら買います」
という注文方法なのです。
意味は理解できたけどまだ納得できないって人いますよね。
確かにそうです。なんでわざわざ高い値段で買うのさ?って疑問は当然でるでしょう。
でも逆指値にはとても便利な活用法があるのです。
その活用法とは、ずばり『上昇トレンドで買う!』です!!
皆さん考えても見てください。
モノの値段というのは、人気の大小に比例してますよね。
つまり人気のない、トレンドじゃない、廃れたものはどんなに昔高価なものだったとしても、
現在の価格はタダ同然となってしまうってことです。
これは株も同じなのです。
どんなに安く株式を買えたとしても、モノと同様でトレンド(流行)に乗ってなければ、
それ以降の値段の上昇(つまりプレミア化)はないということです。
そう言ってみれば終わってる銘柄を掴まないためにも逆指値注文をするのです。
そうすれば設定の値段まで株価が上昇したってことは、
自分が欲しいと思うのと同様に欲しいと思う人がいるということですよね。
安かろう悪かろうを防ぐという効果が逆指値にはあるのです。
これで納得してもらえましたね。
一見わけわからん、初心者には向かないと思われる逆指値ですが、
初心者やお仕事などで忙しいサラリーマンの方にこそオススメの株の注文方法なのです。
詳しく知りたい場合はぜひそれぞれの証券会社に資料請求を求めてみてください。
いずれも無料です。